先日募集した長野市立博物館のボランティアに行って来ました。晴天の長野の街は紅葉が美しく、遠くの山には雪が。
本日は当会から2名参加です。
博物館には古文書・経典・文書類・掛軸・仏像など水損したものが運び込まれていました。。作業はいくつかあり、私たちは水損した古文書や書類などを乾かす作業をやらせていただきました。
被害にあわれたお寺の文書などを一枚づつ広げていく作業です。幅40~50cmほどの文書が4~5cmに折り畳まれたまま濡れて固まっていました。端を探して少しづつ広げていきます。破かないように注意深く行います。中には何枚も紙を継いで10mほどのものもありました。乾いたら、地域やお寺ごと、他と混ざらないように保存する袋に詰めました。
現在までに、ここに運び込まれた物だけでもかなりの数になると思います。今後も増える事でしょう。作業は今後も続くと思います。何らかの形でお手伝いできればと思います。下記のサイトもご覧ください。
被災史料のボランティア活動にデビューした倉田です。
先日長野市立博物館で専門家の先生方にまじり、微力ながらお手伝いしてきました。
泥をかぶり、水に濡れ惨憺たる有様でした。これらの史料は被災者の方の収蔵品で、博物館へは救済処置を講じてもらうために持ち込まれているようです。適度に乾燥した史料を開いていくときには思わず内容に気を取られてしまうことなどもありました。お寺の所持していた記録には、大番所宛の手紙や訴訟関係、裁判記録や年貢のための原簿などの貴重な史料がありました。
これらの史料を後世に残すためには地道な活動が必要なのですが、やはり人手が必要な作業だと改めて考えさせられました。
倉田様
ボランティアにご参加いただき有難うございました。
またご報告有難うございました。
一人一人は微力ですが集まれば大きな力になります。
今後ともよろしくお願いします。