
古文書学習会の「続瓜の会」では年に2回ほどフィルドワークを計画しています。
この秋には京都寺町に残るお寺を訪ね、来年のNHK大河に合わせて「瑞泉寺」でご住職から
お話を伺う、という企画を立てました。
フィールドワーク地図四条寺町角の「染殿院」からスタート。
休日の人通りの多い新京極でしたので、迷子にならないように注意。
一つ一つのお寺は旧い由緒のあるものばかり。
間口は見落とすほどの狭さですが、奥に入ると大きな墓所などが広がっています。
最後は高瀬川沿いの「瑞泉寺」へ

こちらは鴨の河原で処刑された秀次公一族の遺体が埋められた場所の上に建立されました。
墓の上には秀次公の首が入れられたという、石櫃が載せられています。
墓所の横には処刑者のお名前と歳を刻んだ石塔が建っています。
このお寺の創建には高瀬川を開削した角倉了以が深くかかわっていたそうです。
寺内にある一族のお墓にもお参りし、ご住職から本堂でお話を伺いました。

処刑の様子を描いた絵巻も展示されています。
洛中洛外図屏風の舟木本にも三条大橋のたもとに描かれています。
よいお天気の一日でした。
最後は楽しい懇親会でしめくくりです。
「続瓜の会」では、ほぼ毎月zoomで『看聞日記』を皆で読んでいます。
入会ご希望の方は下記のアドレスまでメールをお願いします。
syokuuri@gmail.com
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