ミロ展(東京都美術館)

今回は超有名どころ「ミロ展」です!

一人のアーティストを取り上げての年代別展示です。
時代背景や人生のできごととともに作風の移り変わりがわかり、私の好きなタイプの見せ方です。順番に観て行くうちに、少しだけ作者の目になってその気持ちの一端を感じられるような気がします。

今回の展覧会は何といっても「オールミロ!」(たぶん)
同時代の画家や、同じ国の画家、などの作品はなく、ミロの作品に囲まれます。油彩、水彩などにとどまらず、コラージュやステンシル、ブロンズなどの立体作品もあり、ミロの挑戦、情熱が伝わってきます。

最初に出迎えてくれるのは、ピカソが晩年まで手放さなかったという<自画像>と<スペインの踊り子の肖像>。キュビズムの影響を受けつつ、まだ「人」とわかる絵。そして途中からはどっぷりと抽象の世界へ・・・。記号化されたモチーフには意味があり、読み解くことができるらしい。そう言われてみればそう見える・・・?!モチーフを探しつつ、でも結局は全体的な印象を楽しみつつ回ってきました。

展覧会情報
ミロ展 Joan Miró
東京都美術館
東京都台東区上野公園8-36
 2025年3月1日(土)~7月6日(日)
一般2,300円、大学生1,300円、65歳以上1,600円
※土日祝は日時指定
(4月初旬の日曜15時頃は、そのまま入館できましたが、ご注意ください)

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