続瓜の会では2025年春のフィルドワークを実施しました。
古代から近世までの伏見をまわって来ました。
私たちは毎月、『看聞日記』を皆で少しづつ読んでいます。
今回は『看聞日記』の作者である伏見宮貞成さんの住まわれていた伏見を散策しました。
伏見は古代からの水運の発達した要衝の地、渡来人の拠点であったり、平安時代は貴族の別荘地であり、
近世には政治の中心地ともなりました。
今回はそんな遺跡も見ながら、貞成さんゆかりの場所を歩きました。
集合は御香宮神社です。心配していたお天気は上々。
先ずは伏見 大光明寺陵に参拝。参拝道が長く立派な御陵です。
この後、伏見御所、大光明寺跡を見て、急な坂道を上り乃木神社へ。
そしてさらに上って、明治天皇陵へ。行く途中の坂道の脇に伏見城の大きな石が沢山。
とても広く神聖な雰囲気が漂います。
そして振り向くと
素晴らしい景色。この眼下の大きな住宅街はその昔、広大な巨椋池でした。
続瓜では二度目の訪問でしたが、何度来ても素晴らしい景色です。
長い階段を下りて次は町に向かいます。
京阪桃山南口から西へ2駅の中書島駅へ。
酒處の街だけあって、大小様々の飲み屋さん、お洒落なお店が沢山。
寺田屋の前のお店は全面ガラス張りで吞みながら、寺田屋を眺めるお店でちょっとびっくり。
水路に沿って、新緑の中を歩き、鳥羽伏見の激戦地であった京橋へ。
どんな無残な戦いが繰り広げられたのかと、胸が痛みます。
十石舟を見送って、
最後は貞成さんの御陵を参拝しました。
続瓜の会では随時会員を募集しています。
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syokuuri@gmail.com
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