特集展示 新発見!蕪村の「奥の細道図巻」
展覧会の見どころ
松尾芭蕉を深く敬愛していた与謝蕪村(1716~83)は、芭蕉の俳諧紀行『おくのほそ道』を主題とした作品を数多く制作しています。なかでも、『おくのほそ道』の全文を書写し、関連する絵を添えた作品は、これまで4件の現存が知られていましたが、このたび新たに5件目となる作品が発見されました。
この作品は、史料のみから知られるものも含め、諸本中もっとも早い時期に制作された作品であり、それらの起点となる重要作と位置付けられます。奇しくも、『おくのほそ道』が刊行されてから320年となる節目の年に発見された蕪村の図巻を、関連する当館所蔵品とともに初公開いたします。
会期:2022(令和4)年6月14日(火) ~ 7月18日(月・祝)
会場:京都国立博物館 平成知新館1F-2
休館日:月曜日 ※ただし、2022年7月18日(月・祝)は開館
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで) ※夜間開館は実施しません。
関連土曜講座:7月9日(土)13:30~15:00 「 新出の与謝蕪村筆「奥の細道図巻」について」
https://www.kyohaku.go.jp/jp/exhibitions/feature/b/buson_2022/
Leave a Reply
コメントを投稿するにはログインしてください。