観覧レポート:東京国立博物館 特別展「茶の湯」

東京国立博物館で開催中の特別展「茶の湯」に行ってきました。


久しぶりに分厚い目録を買いました。
今読み返しています。
6月4日の終了までにもう一度行く予定です。
茶の湯を通史でたどる展覧会は37年ぶりだそうです。
気合が入っています。
室町時代から近代に至るまでの壮大なものでした。
時代を追いながら各時代の名品を目の当たりにできます。

何処かで見たぞ、教科書に載っていたわ、わぁ、燕庵が再現されている!
藪内流のお茶を習っているのに実物は見たこともない。
レポートに書いたあれこれが、もう一度見たいと思っていたあれこれが。
歴史遺産で学んだことが思い出されます。

若い頃お稽古の時に、「お点前以外にお茶の世界の中で何か好きなものを探しなさい」と言われました。
その頃は何もわからなかったけれど、造形大で学びその言葉を思い出しました。
私は何を求めるのか。何に興味があるのか。お茶の世界の中で・・・

今でも茶室やお茶のレポートがるのかしら。
在学中に展示があったら通いつめていたでしょう。
3回目は見逃してはいけないものをじっくりと見てきます。

2007年度卒 西山雅子


開催概要
会期 2017年4月11日(火) ~6月4日(日)
会場 東京国立博物館 平成館(上野公園)
開館時間 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
(ただし、会期中の金曜・土曜は21:00まで、日曜は18:00まで開館。)
休館日 月曜日
観覧料金 一般1600円(1400円/1300円)、大学生1200円(1000円/900円)、高校生900円(700円/600円)、中学生以下無料

本展覧会は、おもに室町時代から近代まで茶の湯の美術の変遷を大規模に展観するものです。各時代を象徴する名品を通じて、それらに寄り添った人々の心の軌跡、そして次代に伝えるべき日本の美の粋をご覧ください。

詳細は東京国立博物館HPをご覧ください。
http://www.tnm.jp/

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