尾池学長室の絵画

今、大学のロビーにAPES(類人猿)のアート作品が展示されています。

(展示は終了しました)

       ARTS  AND APES

芸術とは何か。人間とは何か。

この展示の最初に飾られている絵画がこれです。

 

これは本学の尾池和夫学長室に飾られている、チンパンジーのアイの絵です。

学長室を訪れた来客が「この絵は素晴らしい、どなたの作品ですか?」とよくお聞きになるそうです。

チンパンジー、ボノボ、ゴリラ、オラウータンはヒト科に分類されるApes(類人猿)です。

進化の隣人であるかれらは、高度な知性を持ち、道具を扱ったり、勉強をすればある程度の言葉を覚える事も出来ます。

絵筆の扱いもなかなかのもの。

ご褒美のバナナは必要なく、描くという行為がなんだかおもしろいみたいです。

アイの他、ゴリラのココ、ボノボのカンジ、オラウータンのモリーなど国内外の類人猿の力作が揃っています。

自由で大胆な彼らの筆遣い、抽象表現主義者の彼らの画から

「芸術とは何か、人間とは何か」を考えてみませんか。