特別展「仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 ―」 / 平成館 特別展示室 2018年1月16日(火) ~ 2018年3月11日(日)
御室桜で知られる仁和寺は、光孝(こうこう)天皇が仁和2年(886)に建立を発願し、次代の宇多天皇が仁和4年(888)に完成させた真言密教の寺院です。歴代天皇の厚い帰依を受けたことから、すぐれた絵画、書跡、彫刻、工芸品が伝わります。創建時の本尊である阿弥陀如来像(国宝)は、当時もっともすぐれた工房の作品です。また、高倉天皇宸翰消息(国宝)は皇室との深いかかわりを物語るものです。本展覧会では、仁和寺の寺宝のほか、仁和寺を総本山とする御室派寺院が所蔵する名宝の数々を一堂に紹介します。
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来年は「仁和寺とみほとけ」展からスタートしようと思います。
皆様には良いお年をお迎え下さい。
「仁和寺展」に行ってきました。昨年、ご案内して前売り券を買って準備はしていました。先々週から始まっていましたがいざ行こうと思うと色々予定が入ってしまいました。見たい展覧会はできるだけ早く行く事をお勧めします。ただ、作品の入れ替えがあるので後期にもう一度いこかもしれません。一般には非公開の観音堂を再現した展示はなかなか壮観でした。仁和4年の作とわかる阿弥陀如来坐像は彫刻史ではお馴染みです。これより前の作か否か?何度も何度も眺めました。顔馴染みのおひとりです。まあるいお顔は優しく親しみやすい。目の前にすると思わずご挨拶してしまいました。後期は葛井寺の千手観音菩薩坐像と12センチの薬師如来坐像がお出ましになります。もう一度いかねば・・・皆様もどうぞ。